アメブロが2018年12月25日から商用利用できるようになりました。
2018年12月25日付けでAmeba利用規約を一部改定いたします。
■改定する利用規約
・Ameba利用規約
第13条4の（4）■改定内容
(4)の②③を削除いたします。
なお、商用でのご利用に関して、別途「ご利用例」や「禁止している投稿内容・行為の一例」をまとめた【アメーバブログ商用利用ガイドライン】を新設いたします。Ameba利用規約一部改定のお知らせ
②商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(ただし、当社が認めている範囲のもの及びタイアップ等は除く）
③当社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む）
「第13条4の(４)②③」とは
つまり、これまではアフィリエイト目的のブログや、個人が自分のサービスを販売するための情報発信は、実質NGだったわけです。
それが、2018年の12月25日以降解禁になったと。
この規約変更によってどうなっていくかを、この後でお話していきます。
アメブロ集客で情報発信のチャンス到来か？
アメブロのこれまでの規約を考えると、アフィリエイトする人はワードプレスを使うのが主流でした。
しかし今後は、アメブロが商標利用OKにしたためにアメブロでも普通にアフィリエイトを行うことが可能になります。
また、メルマガの宣伝をして集客を行うこともOKになりました。
アメブロは利用者が多いことで知られているブログなので、メルマガ読者を効率よく増やせる可能性があります。
さらに、アメブロとワードプレスを併用することも有効な集客力を増やす手段となります。
アメブロで記事を更新しておいて、商品を紹介している別のワードプレスの記事にリンクを貼り、見る人を誘導することも有効な戦略になると言えるでしょう。
自分自身のサービスやセミナーの告知も問題なく行えます。
規約変更前でも、アカウント削除のリスクがあることを承知で隠れてアフィリエイトやメルマガ登録の呼びかけ等をしている方はいました。
それだけのリスクを背負ってでもするメリットがあったからです。
今後は、そのリスクがなくなるわけですから、アメブロを使ったアフィリエイトや情報発信は増えていくでしょう。
アメブロ集客のメリットとデメリット
規約変更により、アメブロはビジネス利用しやすくなったのは間違いありません。
次にアメブロ集客のメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
アメブロで集客する最大のメリットは、ブログにかかる費用が無料である点です。
他のホームページを作るにはレンタルサーバーの費用を支払う必要などがあり、完全に無料で商品の紹介をすることはできません。
一方で、アメブロは無料で利用できるブログなので、完全にお金をかけずに集客できれば商品の宣伝をしてお金を稼ぐことに繋げられます。
アメブロ集客のメリットの1つに、利用者数の多さがあります。
アメブロは日本でトップクラスのブログサービスなので、多くの人が利用していることは商品を紹介する上で重要です。
たくさんの人の目に触れる機会が多いと言えるので、広告を出すことで制約を取りやすいと言えます。
誰の目にも触れないブログよりも、人が訪れやすいブログのほうが商品やサービスが売れやすいことは言うまでもありません。
現在のアメブロはSNSのようなコミュニケーションツールがあり、ユーザー同士で交流できる点もメリットです。
また、後で詳しく話しますが、ワードプレス作ったブログは集客できるまでに時間がかかりますが、アメブロは早いです。
これもメリットです。
デメリット
アメブロに限ったことではありませんが、無料ブログはワードプレスで作ったブログと比較するとSEOは弱いです。
検索上位を狙いにいくのなら、早い段階でワードプレスに引っ越しするほうが懸命です。
また、運営元の広告が勝手に掲載されることもアメブロ利用のデメリットです。
広告を外すためには1か月につき1000円を支払う必要があり、余計な広告を外すには一定の費用を支払うルールがあることを知っておきましょう。
また、自分で管理しているわけではないので、運営元の方針には逆らえないところも大きなデメリットです。
今回、商用利用がOKになりましたが、今後またNGになる可能性も否定できません。
もっと悪い予想をすれば、アメブロのサービス自体が終了となることもありえます。
アメブロ集客の必須、効率的なフォロワーの増やし方
アメブロで集客するには、フォロワー数を増やすことが大切です。
アメブロにはSNSのような特徴があり、フォローされると管理画面のフォローフィードに更新された情報が出る仕組みになっています。
フォロワー数を増やす３つの方法
■役に立つ記事を書く
ブログに訪問してみて役に立ったと感じた人はサイトをフォローしてくれます。
ですので、役に立つ記事を書くことがフォロワー数を増やすことにつながります。
内容の濃い記事を掲載していくことで、他のブログで紹介されるケースもあります。
他のブログで紹介してもらえると、一気にフォロワーが増える期待ができます。
■自分から積極的にフォローしていく
最も簡単ですが、自分から積極的にフォローしていくことも、フォロワーを増やす良い方法です。
フォローされるとお返しにフォローする人がたくさんいるからです。
賛否両論ありますが、ツールを使って自動的にフォローしていく方法もあります。
フォロー先の選び方は人気のあるブログを選んだほうが、集客力を上げるきっかけになります。
フォローの際のメッセージを入れることも、お返しのフォローをしてもらえることに繋がります。
■情報を早く伝える工夫をする
訪問者は効率的に情報を知りたい気持ちを持っています。
なので、次の3点を意識するといいでしょう。
・サイトタイトルをわかりやすくする
・記事タイトルをわかりやすくする。
・ヘッダー画像で何の情報を発信しているブログかを明示する
アメブロとワードプレスの違い
ワードプレスは、集客できるまで時間がかかることが特徴です。
ワードプレスを利用したアフィリエイトは、すぐに結果が出ることはありません。
検索エンジンがクロールして、サイトの評価が上がるまでには1年程度かかると言われています。
一方でアメブロはそれほど長い時間をかけることなく、集客に繋げられます。
アメブロには即効性があり、ブログで書いた文章はすぐに読まれる傾向があります。
ワードプレスのようにコツコツと記事を増やして、長い時間をかけてサイトを作ることは資産になる方法と言えます。
アメブロで更新した記事は自分の資産になるわけではなく、アメブロ上にアップロードされている文章は運営元に保有権があります。
アメブロで商品を紹介して売上を増やしたい人は、長い時間をかけるわけではなく、短期的に売上に繋げたい人向けと言えるでしょう。
更新したものが時間が経過してから評価を受けて集客に繋がることは少なく、毎日のように記事を更新していくことが集客を増やすポイントです。
ワードプレスは1度書いたものがムダになることはありません。
一定の割合で記事を更新していき、できるだけ多くの記事を公開すればそれから先は頻繁に更新しなくても良くなります。
数か月に1度や年に1度の更新でも売上が発生することがあるために、資産として考えることが可能です。
アメブロの場合は時間が経過してからブログの評価が上がって、売上が発生することは期待できないと言えます。
独自ドメインを設定したサイトと比較して、アメブロのほうが開設した初期からSEO効果が強いために、SEOの知識が無くても集客できる点も違いです。
ワードプレスで集客するには一定のSEOの知識が必要で、ワードの選定やサイトの評価が上がるようにサイト作りを行うことが必須条件となります。
まとめ
アメブロ商用利用解禁で、アメブロを使って情報発信するリスクが大幅に減りました。
しかし、規約変更、ブログサービスの終了などのリスクは残っています。
また、SEOの強さでもワードプレスに勝てません。
ブログをうまくビジネスに活用していきたいのであれば、商用利用解禁となった今でも、ワードプレスでブログ運営することをおすすめします。
